4月21日撮
平等寺伝は聖徳太子を開基とされているが、慶円を開山者、空海説もあるそうだ。
確かなのは鎌倉時代以降の1236年(嘉禎2)で、平等寺が存在し、「三輪別所」と呼ばれ、
鎌倉末期には「学衆(興福寺)」と「禅衆(醍醐寺)」という、二つの僧侶集団が共存する時代もあったそうだ。
江戸時代には真言宗の寺院となりつつも、修験道も伝えていた。
1868年(明治元)の神仏分離で三輪社の社人が管理し、廃止。
1977年(昭和52)、曹洞宗の寺院「三輪山平等寺」として再興された、
とうい由来も経緯も複雑なお寺だ。
山門
赤門
二重塔
不動堂
聖徳太子像