今日は決断の日、実はあまり何も、深くも、考えてはいないのだ。
この病院を手配くださった先生が電話口で、そして
外科系の先生は「ここまでやったのだから、やるべきだね」と。
この日面談の抗癌剤のプロである化学療法の先生に最後の質問
「知識はあるが医者じゃなかったら、あなたはどう選択するのか」
と聞いてみた。
そしてボクは安心して抗癌剤をやめ、すんなりと
「Que Sera, Sera 」「Whatever Will Be, Will Be」
「ケセラセラ」を選択した。
「切ることすら・・?」と診断された
第4ステージ転移性肝がんでの完治・再発データは
第3ステージで言われる完治3割再発7割というようなものはなく
体を傷めない方を選ぶことにしたのだ。
この選択で目出度く7ヶ月の治療が一段落となった。
(定期的病院通いは多分続くのだが・・)
・・帰り道、1月末に受け取った修理済みのレンズを
再度持参せよというのでニコンに立ち寄り、
そこで出会った写友も一緒にワイン屋で乾杯、と相成った。


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